論語に『巧言令色寡し仁』ってある。至言。
うまい言葉で色々飾り立てても、行動が伴わなければその中身はスカスカ。「行動こそ真実!」だよね。
とはいえ、論語を解釈する儒学者の中でも、陽明学派は行動こそ真実的な実用を重んじる一方、朱子学派は体系や礼儀や秩序を重んじるような違いがあるんだけどね。
ともあれ、今回は行動こそ真実、と声にしたい気分で。
知人と、それぞれの行末が天国なのか地獄なのかなんて話をした際、「あなたは他人への非難も口にしないし悪口や汚い言葉とは無縁だから天国行き、私は口が悪くて地獄行き」なんて言われた。が、いやいや、、
彼女は口が悪くとも他人の動きの先回りをしたり色々世話焼きをしてやるタイプ。
対して自分は言葉は綺麗だが、それは失点になるような余計な事を言わないのを心掛けているだけで、放った言葉が嘘にならない代わりに若干でも失敗のリスクが見える余計な世話焼きは一切しないタイプ。
どちらが多くの他人の役に立っているか、、自分ではなく彼女です。天国へ行くのは彼女の方、自分こそ地獄行きだよ苦笑
しかし、長年培われたそれぞれの性質。
僕も彼女のように行動こそ真実!な人間になりたいが、リスク回避志向が強く自分の臆病さに辟易してるよ(-。-;