我々人類の親指(拇指)は、他の指とは曲げる向きが違って対の位置にあり(拇指対向)モノをしっかり握りしめたり親指と他指の先を付けて細かなモノをつまむことさえできる。
これ他の動物の多くにはできないこと。
かろうじて拇指対向を備えているのが霊長類の類人猿だが、拇指の第一関節をうまく曲げることができずモノをつまむのは人よりはるかに下手。
この親指の向きと拇指第一関節の曲げ、我々にとって当たり前なこの事が、我々サピエンスを食物連鎖の頂点に押し上げ他大多数の生物を絶滅に追い込むファクターに^_^
親指を器用に使い、石器や金属器果ては飛び道具の武器を作り使用し、他生物が備えていた戦闘力はほぼ意味をなさなくなり、人類だけが生き延びるシステムができたのだから。