覚醒時と睡眠時の脳波をグラフで見せられれば、一見逆に勘違いするかもしれない。
覚醒時の脳波は周波数が高く=波と波との間隔が狭く、しかし振れ幅が小さくそろっていて感情がない睡眠時のそれのようにも見えてしまう。
そして睡眠時は周波数が低く=波と波との間隔が広く、しかし振れ幅が大きくしかも不揃いでまるで覚醒時に色々思考しているかのように見えてしまう。最も深い眠りのノンレム睡眠時にはδ(デルタ)波なる低周波が出るとも。
睡眠の意義は色々考えられてきたけれど、本当にこれという決定打がなかなか見つからないらしい。
ただ、
脳の外に脳の老廃物を含んだ体液を排出する、とか覚醒時に得た記憶を取捨選択整理する、とかいうのが納得しやすかった。睡眠中に脳が若干縮み液分が濾し出されて、の写真を目で見た後は衝撃的でしばらく眠るのに躍起になったよ。
いずれにしても我々は睡眠の必要性からは逃れられず、覚醒をいつまでも続けると、幻覚を見たりは序の口で、多臓器不全で逝く事になるらしい。
頭から汚水が排出されるのをイメージしてガッツリ眠ろうね。