子供は無限の可能性を秘めてこの世に現れる。
その子供の庇護養育をするのは主に親だが、
その子供の可能性の多くを潰してしまうのも親かもしれない。
そう考え、どう子供に親の思想の影響を与えないようにするかと意識しちゃう。
そもそも親世代の経験で得た思想が子供世代の時代には時代遅れになっている恐れもあるのだし。
NHK第二高校講座で清兵衛と瓢箪が紹介されていた。
前近代的で強権的な父親と周囲の大人達が、子供の才能を露骨に壊してしまう話だった。
これ、現在でもあるあるな話では。
だいたい、ヒトは、自分にはできなかったことを周囲の誰かが楽々やってしまうと妬んだり憎んだりしがちなものだし。
そして、ヒトは自分の価値観を押し付けがちなものだし。
そんな環境に置かれた子供は親世代の想定内に収まれと迫られているようなものだし。
我が子の才能可能性を大切にしたければ、
庇護養育と基本的な社会規範はしっかりしつつも、
自分の色眼鏡を子供に押し付けるような真似は慎むのが良いかと。
子供は親の想定を超えてゆくものだと。