雅楽では笙と篳篥(ひちりき)と龍笛の三笛を合奏させるのが基本。
笙は天から差す光を表し、篳篥は地の音人民の声を表し、龍笛は天地間の空間を泳ぐ龍を表すとか。
つまり三笛を合奏させることで、雅楽は宇宙を体現しているのだとか^_^
知人に、神事に雅楽のお供えをと龍笛を担当された人が。
龍笛は横笛で、フルート演奏の経験でもなければそもそも音をうまく出すのすら難しいようで。格闘中みたい。
映画「陰陽師」にも登場する平安期を代表する笛の名手、源博雅が吹いているのが龍笛だし、義経弁慶邂逅の五条大橋の逸話で義経が吹いていたのいうのもそう。
上手く吹けるようになれば、かなりいい感じになるんだろうな^_^