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祇園精舎の平家物語は和漢混淆文

「祇園精舎の鐘の声」と漢文っぽく始まる平家物語は、心情を表す場面などは和文に変わる、和漢混交の文章。

ラジオNHK第二を聴いていたら、和漢混交って耳に飛び込んできたよ。

漢文を訓読したりお経を読むようなリズムで耳に聞こえよく状況を説明し、細やかで仮名も多用した和古文で心情を陳述する。読ませる工夫が凝らされてるんだね。

「隴西の李徴は博学才穎」から始まる中島敦の山月記も、作品が現代とはいえそんな感じかな。
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