24時間働けますか、って歌があった。
バブルも過ぎライフバランスなんて時代になり、こんなスポ根はやらなくなったけれど、
実質拘束時間24時間実質休日無し、緊急対応全て受け付け、命を預かるプレッシャーに耐え続ける。
その驚異的な過酷業務こそ、母業。
シェフとして看護師として運転手として清掃員として教師としてカウンセラーとして、、
最近、その働きをちゃんと金額に換算すると年収3,000万円相当に達するとか言われるようになった。
決して荒唐無稽な話ではないと思うようになった。
母業の成果として育った子供達が成長し産業に従事し国富に貢献する事を考えれば、
また彼等が税金や社会保険料の源泉ともなる事を考えれば、
また彼等の消費活動が内需経済に貢献する事を考えれば、
母業は強力で永続的な利益をもたらす産業であるのかもしれない。
テレビ上の討論でウーマンリブ的な発言が多いコメンテーターの発言に反感を持つ事が多かったけれど、母業に本来掛かるはずの対価の話を知った後では僕も聴く耳を持つようになった。
妻は音声をものともせず眠り続けるタイプ、僕は眠り浅く音声ですぐ起きるタイプなんだけれど、
夜中、子供がみー。゚(゚´Д`゚)゚。と泣き出すと、
僕が眠い目をこすりこすりやれやれのろのろと動き出す前に、
妻はササッと起き動きミルクの準備にかかる。
僕仰天!普段アレなのにどうしてこれができるの?って
母業おそるべし。