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退屈は毒 自己参加型菓子の意味

「暇と退屈の倫理学」にも面白く書かれているが、言われるまでもなくヒトは退屈に弱い。
本来、世間が平和で食料と衛生環境が揃っているなら部屋でずっと寝ているのが安全なはずなんだけれど、ヒトはそれには耐えられない。わざわざ気力体力金銭を消費してまで外出しよう、あるいは部屋でも何かしようとする。潜在的に事故や失敗、散財のリスクがあっても。
自分に備わった脳と身体を使わずにはいられないんだよね。

さて、和菓子の老舗塩瀬総本家とショコラブランドGODIVAのコラボ商品、蒸し饅頭ショコラを開けた。
いわゆる食べる人参加型の菓子で、パッケージをうまく利用し水を入れ加熱を二回するというものだった。
蒸した甲斐ありモチモチにできた。
食べながら、
そういえば近江たねやのモナカにも自己参加型でパリパリ感を楽しめるモナカがあったな、と思い出した。

本来、栄養取得の観点からは、手にしてすぐ口にできるものが便利なはず。
しかし、わざわざ手を掛けることで美味しく頂けるのなら、と喜びさえ感じつつ自己参加に満足する。
ヒトって面白い^_^

追加 塩瀬総本家の起源は室町時代、銀閣寺の時代にまで遡るとか。ロゴが古風な五七桐なのもそれに由来するんだね。
こういう蘊蓄に喜ぶのもヒトが退屈に弱いからなんだろうな。
書いた人 こじか | comments(0) | trackbacks(0) |




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